今世界では、新型コロナウイルスという未知のウイルスが猛威を振るっています。
これまでの生活様式では感染を食い止めることができず、新たな生活様式を取り入れるのにも四苦八苦している状況です。
現在世界は大き変わり、様々な状況に影響が及んでいる中で、人々がどのように生活や交流をするのかが非常に大きな問題となっています。
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ユニセフでも様々な議題が話し合われている
このような時には情報力がとても重要ですので、各国政府は優良な情報にアクセスできるような体制を整えなければなりません。
データに関しては、国連およびCCSAのその他のパートナー団体が事実に基づいた計画立案を推進するために豊富なデータと統計を公開しており、それらを活用することで正しい判断を下すことが可能です。
ユニセフでも様々な議題が話し合われており、現在報告が上がっている情報からは最貧困層の子供たちに壊滅的な影響が及んでいることが分かります。
新型コロナが発生する以前から置き去りにされてきた子供たちは、命も守るために必要な予防接種を逃したり暴力のリスクにさらされたり、教育を中断するような事態に見舞われています。
特に最貧困国や最貧困層は、ウイルスの拡大を抑えるための緊急措置が取られない限り、HIVやマラリア、肺炎等の疾患によって命を落とす危険がありますので支援が必要です。
ユニセフでは予防接種を続けるために募金を実施している
予防接種が一時的に中断すると、その影響により病気で命を落とす子供が大きく増加するため、日本ユニセフでは予防接種を続けるために募金を実施しています。
これまでに分かっていることとして、 新型コロナウイルスは手洗いをすることが基本的な予防策となりますが、自宅設備に手を洗う場所が無くて予防をできないケースも見受けられるため、情報を入手しても実践できないことが問題 です。
石鹸と綺麗な水を用意すれば、手洗いを徹底することで非常に効果的な対策を行うことが可能です。
予防策を講じるための環境を整えることもユニセフが行っていることの一つであり、他にもデジタル技術へのアクセスを進めています。
各国がそれぞれで対策を講じていますが、未だ終息する見込みは立っていません。
ユニセフが緊急募金を行なっている背景
安全で健やかな生活を送るための環境が十分ではない人たちに支援するためにユニセフでは緊急募金を行っていて、紛争や貧困等によって医療体制が脆弱な途上国において、命の危険にさらされている子供たちを最優先に役立てられています。
この活動で集められた寄付金については、日本を含む先進国は支援対象とはならず、本当に困っている人たちに届けられるようになっています。
これまでも人類は様々なウイルスによって危険にさらされてきましたが、今回の新型コロナウイルスでは既に多くの人が命を落としていて、現在も重症化して闘っていたり後遺症に悩まされている人も少なくありません。
感染は瞬く間に広がって、紛争や自然災害、気候変動によって既に人道危機に直面していた国々にも広がっています。
世界各地で子供たちと家庭のための支援を続けるユニセフ
こうした状況の中で保健・医療システムが脆弱な国々での感染拡大に備えつつしっかりと対応するために、世界各地で子供たちと家庭のための支援を続けなければなりません。
世界各地で支援に携わる職員からは、それぞれの国や地域の状況とユニセフの対応についての報告がなされており、メッセージも届けられていますので、募金活動に協力したいと考えている場合には一度閲覧してみることをお勧めします。
貧困層だけに限らず、新型コロナウイルスが発生してからは世界中で経済危機が報じられています。
その中でも、やはり多大な影響を受けるのが貧困層にあたる人達であり、今回のウイルス発生によって貧困下の子供が新たに10%以上の増加が見込まれることが懸念事項です。
ユニセフの分析
これ以上不可欠なサービスが奪われないためにも、早急な支援をしなければなりません。
少しでも新型コロナウイルスによる貧困層の子供への影響を緩和するために、ユニセフでは現金給付や学校給食、児童手当等の社会的保護システムとプログラムの迅速かつ大規模な拡大を呼びかけています。
支援をするためには資金も必要となりますので、現在の経済ニーズに応え、危機に備えて国の基盤を築くために必要な資金の投入も求めています。
まとめ
こうした活動は人々の善意で成り立つものであり、支援団体が存在していても善意による協力を申し出る人がいなければ実現できません。
ですから、少しでも余裕がある時には、世界中の危機にさらされている人たちのために募金を検討しましょう。
最終更新日 2025年7月8日