環境ビジネスと向き合う吉野勝秀社長
環境ビジネスは慎重に考えるべきでしょう。
今は環境ビジネスが活発になり過ぎてこれが事実を捻じ曲げていくことが起きている可能性があります。
特に二酸化炭素の排出規制に関しては既にこれだけが大きな問題として独り歩きしている感も否めません。
というのは、環境問題はこの二酸化炭素の排出だけでおきているわけではない可能性も十分にあるからです。
そもそも今の環境の問題は大きな問題なのかという事自体もまだ証明されているわけではありません。
この現状を考えないで、二酸化炭素の排出規制だけをしてしまっても一体何が目的なのかもよく分からないという事になってしまう可能性もあります。
例えば二酸化炭素の排出規制によって温暖化が治まったとした時に、それは本当に二酸化炭素の排出の問題だったのかという事が確認できる体制になっているのでしょうか。
このようなことは全くないといってもいいでしょう。
今の状況は単に地球の温度を測っているだけの事ですから、温暖化の原因の究明さえ出来ていないわけですから、その結果も何が原因でそうなっているのかは分からないという事になってしまいます。
例え排出規制をしても温暖化がおさまらない可能性もあるわけで、そのような状態で、環境ビジネスだけが先行して二酸化炭素の排出量を売り買いするというようなビジネスがどんどんと先行していくような事になっているわけです。
昨今の環境ビジネスの問題点を洗い出す
既に今は環境問題とは関係なところで環境ビジネスが成り立つようになってしまっているといってもいいでしょう。
これは風邪を理由として無関係なウィルスが特効薬であるかのごとくに売買されているのと似ている状態です。
必要なのはそのウィルスが風邪と直接的な因果関係がある事が証明されて初めてこのビジネスは成立することになるわけですが、気の早い人たちはどんどんとビジネスだけを先行させていて、肝心の根拠を疎かにしているといってもいいでしょう。
何しろ二酸化炭素は空気中でとても少ない存在であり、それが本当に温暖化に大きな影響を与えているのかという事すらまだ証明されているわけではありません。
しかも、人が関与する二酸化炭素というのはとても少ないもので、二酸化炭素を多く出しているのは海だという指摘もあります。
その比率は9割以上ともいわれていて、残りの1割未満を人が関与しているとも考えられているわけです。
出典:http://www.jccca.org/global_warming/knowledge/kno03.html
ではその1割未満で地球全体に影響を与えるほどの温室効果をもたらすものなのかどうかという疑念が出てくるのは当然という事になるでしょう。
こうした疑念が出てくるのは、温暖化という事象と二酸化炭素が明確に因果関係があるという事が証明されていないからでもあります。
これが証明されているのであれば、この環境ビジネスには大きな意味があり、これをさらに推進していく必要があるわけですが、この因果関係を証明することはほとんど不可能とも考えられています。
理由はあまりにも地球は大きすぎて環境に関連する事柄が多すぎて、それらの関わりを全て説明づけることが出来ないからです。
二酸化炭素だけが温室効果ガスの悪者のような存在に・・・
つまり、地球はあまりにも多くの事柄が複雑に絡み合っているので、一つのモノに理由を限定することは出来ないというのが現状だという事になるでしょう。
にもかかわらず何故か二酸化炭素だけが温室効果ガスの悪者のような存在となり、排出規制が出来て、ビジネスのネタになってしまって独り歩きしている状態なのです。
この状態が悪いというわけではなく、まず必要なのは根拠となるものを明確にしていく事が大切だという事を考えるべきだと、新東京グループの吉野勝秀社長は強く言及しているのです。
その根拠が不確かな場合には、それが確実になるようにしてから、さまざまな事をしていく必要があるという事になります。
二酸化炭素が問題として明確になったのであれば、それを規制するような事をしていけばいいわけですが、今のように不明確な状態であるにも関わらずに先走っていろいろとしてしまうのは早とちりにも程があると言わざるを得ません。
この早とちりは、勘違いで悪い方向に環境問題を進めてしまう可能性すらあるので、軽々にしてはならないのです。
早とちりでもしないよりはした方がいいという事を言う人もいますが、それならいいのですが、悪い方向になる可能性すら否定できません。
吉野勝秀社長が考える今後の環境ビジネスとは
地球はとても微妙なバランスの中にありますから、それを崩すような事になる事はちょっとしたきっかけでそうなることもあり得るわけです。
つまり、何も分かっていないのに分かったふりをしていろいろとすることは危ないという事なのです。
分からないのに、やっておいた方がいいというはとても危険な考え方です。
分からないのであれば、まず立ち止まって何をすれば分かるようになるのか、どうすればいいのかを根拠が明確になるまで調べていくという事が必要なはずです。
そうでなければ単に慌てて危ない危ないと叫んでいるだけで決していい結果を招く事は無いでしょう。
良くない事は分かったのなら後は原因を究明してそれが明確になった後に対策をすることです。
参考→吉野勝秀に関する開示情報
最終更新日 2025年7月8日