(1)生活家電の見直しで光熱費の節約をする
一般的に3人世帯の光熱費の目安としては、年間で26万円以上もかかっているといわれています。
このように固定費ともなっている光熱費を削ることができれば、少しは家計が楽になるかもしれません。
節約方法にはさまざまなものがあるので、自分で取り組みやすいものから取り入れていくことによって、少しずつ上手に節約ができるようになるかもしれません。
まず第一にやってみたいこととして、古い家電を買い替えることから始めてみましょう。
古い家電は買い替えによって、電気代を大きく節約することにつながります。
照明器具をLED照明に買い替えた場合には年間で約18000円、今から15年も前に購入したエアコンを買い替えた場合には年間で約18000円、今から10年前に購入した冷蔵庫を買い替えた場合には年間で約13000円、10年以上前の洗濯機を買い替えたのであれば、年間で約7000円ほどの電気代の節約につながります。
また給湯器やコンロなどを、最新の省エネ家電に交換した場合にも、かなり大きな節約が期待できることでしょう。
また買い替えると同時に家電の使い方を見直すことでも大きな節約につながります。
まずは洗濯機の使い方を見直してみます。
電気料金プランごとに、割安な電気代となる時間帯や割高な時間帯が設けられています。
洗濯乾燥機を使用するのであれば、タイマーなどを使い電気代が安い時間帯に使用することによって、年間で約8500円以上の電気代の節約につながります。
(2)光熱費節約になる生活家電の使用方法
またエアコンを使う場合には、サーキュレーターや扇風機などを使って、空気を循環させるようにします。
これでシーズン当たり一部屋当たり約3000円の節約につながります。
設定温度は夏は28度に、冬は20度に設定することを目安にすると、冷房時には約700円、暖房時には約1300円の節約が可能となります。
またエアコンのフィルターはこまめに掃除をするようにしましょう。
そしてテレビの使い方の見直しも必須となります。
テレビを見ていないときにはこまめに電源を切ることによって、液晶テレビの場合には年間で約700円ほど、プラズマテレビの場合には年間で約4000円近くの節電が可能です。
テレビの明るさも最大から中に変えるだけでも大きな変化となるでしょう。
次に冷蔵庫の使い方です。
季節ごとに冷蔵庫の温度調節をします。
冷蔵庫を壁につけすぎずに適切な放熱スペースを確保することによって、年間で約1100円の節約につながります。
冷蔵庫に食品を詰め込み過ぎずに適度に空間をあけたり、扉の開閉回数を減らすことも意識するようにしましょう。
そのほかに、
- 電気ポットは長時間保温せずに必要な時にだけ必要なだけ沸騰させるようにすること
- トイレは暖房便座のふたを閉めておくこと
- ウォシュレットや便座暖房の設定温度を季節ごとに変えること
- 炊飯器は保温をせずにコンセントから電源プラグを抜くようにすること
などを意識すると良いでしょう。
次に電気の契約を見直すことも大切です。
2016年には電力自由化によって、私たちは自由に電力会社を選べるようになりました。
自分の家庭にあった電力会社のプランに変えるだけでも、電気代は年間で平均18000円も変わってきます。
まだ電力会社の見直しをしていないのであれば、自分にぴったりな電気料金プランを探すことから始めてみましょう。
(3)使用頻度の見直しでガス・水道の節約
次に光熱費の中でも大きな割合を占めるガス代の節約方法についてです。
ガス代が一番大きくかかってくるのがお風呂と言えます。
お風呂に入る場合には、ふたをこまめにしめたり、追い炊き回数を少なくする、シャワーを出す時間を1日1分でも短くすることによって、大きくガス代を減らすことにつながるでしょう。
料理の仕方を見直すことも大切です。
- ふたや落としぶたを使うようにする
- 一つの鍋で同時に調理したりゆで汁を利用する
- 炎は強火よりも中火にする
- 小さい鍋よりも大きな鍋を使うようにする
ことで、大きくガス代を減らすことにつながります。
またそもそもガスの契約も見直しましょう。
電気と同じようにガスの自由化によって都市ガス会社も選べるようになっています。
自分に見合ったガス料金プランに変更するだけでも、大きくガス代を減らすことにつながります。
そして水道代の節約方法についてです。
洗濯機を使う場合には、洗濯物は少量ずつ毎日洗うのではなく、まとめ洗いを心がけましょう。
おふろではシャワーは流しっぱなしにするのではなく、こまめに止めることが大切です。
このようにさまざまな方法がありますが、どれも意識するだけで比較的簡単に取り入れられる方法と言えます。
まずはいくつかのポイントに絞って、自分でできることから始めてみましょう。
参考記事:エスコシステムズが務めるサービスの最大の魅力は?メリットはなに?口コミは?
最終更新日 2025年7月8日